ことばが出ない

 かんしゃくを起こす

 運筆がぎこちない

 数や文字に興味がない

 走り方がぎこちない

 視線が合わない

 名前を呼ばれても振り向かない

 

このようにお子さんによって気になるところや、どう接したらよいかの悩みなどあるかと思います。

 

表面的に見える問題にばかり注目しがちですが、なぜそのような行動に出るのか、どのようなサポートがあれば生活にうまく反映することができるのかを探って土台からアプローチをかけて少しずつステップアップできるようなプログラムを立てて療育を行うのが特徴です。

発達段階を知る

・行動観察

LDT-R(太田ステージ)

 

 2つの方法で4つの側面から全体像を捉えます。

 

1.からだ・感覚・手先

2.情緒

3.認知

4.コミュニケーション

 

発達段階を知ることでお子さんの成長に合わせたプログラムを作成します。

こころの発達

対人関係のスキルを培うには、まず人と関わることが楽しいこと感じることが大切です。

 

楽しい!できた!という気持ちに共感し、もっともっと!という意欲を引き出します。

 

こころが満たされることによって相手がいることへの気付きや次のことへ切り替える準備ができたり、人への信頼に繋がっていきます。こういった経験を少しずつ積むことで人格形成の土台を作り、相手を思いやる気持ちや場に合った言動の表出を促していきます。

からだを知る

何か意図的に身体を使うときには無意識のうちにどこをどのくらいの加減で力を使えばよいのかが分かり、スムーズに動かすことができます。

 

もし、スムーズにできなかった場合どのようになるでしょう・・・

 

力が入っている状態

□ガチガチな歩き方 

□お友だちを呼ぶときに強く叩く

□筆圧が強く、すぐに芯やクレヨンが折れる

□物をすぐに壊す   等

  

力が抜けている状態 

□姿勢が崩れやすくなる 

□鉛筆やクレヨンが持てない

□発音が不明瞭、よだれが垂れやすい   等

 

 

自分の身体のどこに何があるのかを遊びを通して知らせ、意識的に感覚を刺激します。

トランポリンやバランスボールを使って身体全体を使った遊びを通して感覚の調整を行っていきます。


身支度

玄関に入って下駄箱に靴を入れます。

元気に挨拶できるかな♬

くつした、帽子、リュックなど荷物はかごへ入れます(^▽^)

療育開始(全45分間)

療育プログラムの内容例

・机上課題(シール貼り、めいろ、ぬりえ、かず、ことば、ひらがな等)

・感覚・運動(トランポリン、シーツブランコ、マッサージ等)

※保護者は療育の様子をお子さまの近くで見守ります

 

 

振り返り(15分間)

保護者は担当スタッフと振り返りを行います。

 

お子さまはお友だちやスタッフと一緒に遊んで過ごします。